今日から姫、2学期がスタートしました。
宿題終了までの計画見積りが甘かったために一部の宿題が終わらず、2~3日、6~7時間くらい根詰めて頑張っていました。
「なんで宿題なんてあるんだ!」「こんなことしたって役に立たない!」と屁理屈を言う姫・・・
役に立たないことはありません。宿題はすごくすごく役に立つものです。
何のためにあるかって?
夏休みの宿題は様々な種類が様々な量であります。
これは、ただ知識を増やすだけではありません。
計画を立てて実行して、その反省と改善を繰り返すことで
・自分の処理能力の把握
・宿題終了までの計画の立て方
・宿題終了までの計画見積が正しかったか否か。
・自分の癖を把握する
・甘かったのなら改善点を考える、
・改善のための知恵と工夫を考える
そのためにあるんです。
要領の良さを手に入れることが出来るんです。
先の事を考えながら宿題をこなす癖をつけておくと、要領の良さというものを手に入れることが出来ます。
「えーーー」とか言われたけど、これを毎年繰り返して行なうことで、成長するにつれて大きな差が出てきます。
例えば、休み明けの全国模試、受験、就職、結婚、出世、育児、、、、大人になったら仕事の進め方やら家庭運営などに大きく影響するんです。
様々な種類の宿題があって量も成長につれて様々。
何が得意で何だと停滞するのか、締め切りに間に合う種類、間に合わないものの内容・・・それぞれ、必ず偏りがあります。それを見出すか見出さないかで、「とりあえずやればいい」「なんでもいいからおわらせたらいい」というしょーもないループから抜け出せるんです。
行き当たりばったり、無計画に過ごすより、何をどこまで、何をいつまで。って決めてこなしていくと、何も気にすることなく、心置きなくいっぱい遊んで満喫できるんです。
ちなみに、私は、目標7月中に宿題を終わらせる。妥協して8月お盆まで。というのがこだわりでした。結構、ここに固執して宿題してました。
時には小遣い稼ぎ。
中学高校で一緒だった友達で、国語の得意なのが数名いたんですけど、彼女たちは読書感想文の賞金狙いをしていました。
「今年は予備校が忙しいから、金は諦めるかなー、金の時間はとれないから入賞くらいにしとくか」とか。そしたらほかの友達が、「あ、そしたら今年の金、私がもらいにいくわ」とか・・・そんな会話をしてました。
読書感想文も、書き上げるまでのプランが狙う賞によって、異なるそうですよ・・・(笑)
時にはネゴ能力のアップにもつながります。
宿題がうまくできないときは、できる家族に頼るしかないことも時としてあります。なんでも簡単に手伝ってくれる家族ではない場合、それはすごいチャンスです。
そう、ネゴシエーション(交渉)能力がアップします。どうやってお願いすれば、お願いを飲み込んでくれるのか。
出来れば小さいうちから、交渉する機会があるとよいみたいですよ。自然と身に付くもの程、強みになるものはありません。
年頃の子どもに関われる貴重なチャンス!
逆に親が子どもと共同作業が出来る貴重なチャンスになったりもします。
中学高校くらいになると、自由研究もそれなりにレベルが要求されるようなので、親の出番・・・にもなりますね。お年頃になると、なかなか、一緒に何かをするって関われる時間は減りますしね。
宿題をまじめに取り組んで、ほかの時間に勉強しない
私、宿題であらゆることを覚えきるように(ここで完結させるために)宿題は熱心にしていました。なぜか。
出来なかったら、出来るまで小テストがあるとか、出来るまで書き続けるとか、課題を余分にもらうこともありましたし、成績が悪かったら親に怒られていたので割と必死に宿題はやり切るようにしていました。
ただ、それだけの動機で、なぜ宿題だけで勉強を完結させようとしたのか。
それは。。。。
宿題以外に、勉強する時間を増やすのが面倒だったから。
これが動機です。めんどくさがりなんです。余計なこと、したくなくて。
それと、もう一つの理由が。ピアノをしていたので、勉強できる時間が限られていたんです。
みんなが起きている時間は、ピアノの練習時間(って言っても結構さぼってましたが)
宿題や勉強はみんなが寝てから。というルールが家にありまして・・・
みんなが起きている時間に宿題や勉強してると怒られてたんですーーー(笑)ピアノ弾かなくてもピアノの前に居ました(笑)
宿題で勉強を完結させないと、睡眠時間が減ってた という大きな理由があったのでした。
バックレたらいいんじゃないでしょうか。
って、こんなこと言ってはいけませんが・・・
宿題、やりたくなかったらやらなくていいんです。
「してませーーん」っていえばいいだけです。
怒られたらいいだけです。
「してません」「持ってくるの忘れました」で、夏休み明けを過ごした友人もいました。
居残りとかしてたけど、その居残りですら、してませんでした(笑)
ちなみに、うちの長男くんもずーっとそのケースでした。
そのうち、先生も忙しいからいちいち構ってられないのでしょうね。
友達も長男も、気づいたらフェードアウトしていました。