私、赤ちゃんの頃から、「寝ない子」だったそうです。「眠れない」という悩みは物心ついた頃から。
お昼寝も出来ないし。夜、親が寝かそうとする時間にも眠れないし。
寝る=苦痛 ってイメージが子どもの頃からありました。
大人になってから、発達障害の事をいろいろ調べるようになってから「眠れない」というのが、二次障害の一つであることを知りました。
みんな努力してる
「寝よう」といわれて、すぐ寝入ることが出来ず、いつまでも起きている子どもでした。だから親には「早く寝なさい」と毎日言われていました。
どのくらい寝入ることが出来ないかというと、21時にお布団に入って、24時25時・・・の時計を見つめていたくらいです。
苦痛ですが、夜は、黙って静かにじっとしていれば、怒られることはありません。こっそり本とか持ち込んで、大人たちの寝息が聞こえてきたら持ち込んだ本とか読んで過ごしたりも出来ました(だからとても目が悪いのかもしれません)
もっと苦痛なのはお昼寝です。寝てるか寝てないか、明るいから目をあけてごそごそしてるとバレてしまいますからね・・・・・・寝たふりをしてじっと何もせずに2時間過ごすのはとても苦痛でした。ほんとに苦痛でした。
「眠れない」と訴えたこともあります。「どうやったらそんなに眠れるの?」と聞いたこともあります。返ってきた答えは・・・
「みんな遊びたい気持ちは一緒。
でも寝なきゃいけないから努力している」
「努力が足りないから眠れないんだ」といわれていました。
やる気がないからだ
「やる気がないからだ」っていうのは、定番。ここでもやっぱり出てきてました。
THE 根性論
私だって努力しています。別に遊びたいわけじゃないです。
布団の中で3時間も4時間もじーーーーっと過ごすことを楽しむ子どもっているのか??って感じですよね。
一番眠りたいのは私だ!!!
横になったらすぐに寝ている弟や両親が本当に羨ましかったです。ほんとに羨ましかった。
眠れない理由
結論からいうと、私の場合は、自律神経の切り替えに時間がかかるのだろうな、とみています。なぜなら、朝、目が覚めてから起き上がるのに2時間くらい時間が必要だからです。
もう一つは、睡眠に必要なホルモンの分泌が影響していると考えています。なぜなら、その関連のサプリを飲むようになってから寝付きがとてもよくなったからです。
で、寝つきが良くなったからといって、朝、スッキリ目覚めるかというと、ここは別だったようで、2時間かかるのは変わらず。
子どもの頃は、豆電球が点いていると眠れませんでした。ほかの部屋の電気も駄目。何が駄目かって、まぶしいんです。
他の部屋のテレビの音が駄目。イヤホンつけてくれてましたがあの「じーーーー」っていうテレビがついてるときの音が耳障りでした。
1階のキッチンでしゃべってる両親の声がぼそぼそと聞こえてきて気になって仕方なかったです。そこそこ田舎の古い家でちょっと大きいからキッチンは遠かったのですが・・・ぼそぼそという声。ほんとに気になった。
時計の音。カチコチカチコチ・・・耳のそばに時計があるようで一番うるさかったのはこれかな。目覚まし時計と部屋の掛け時計、秒針のタイミングが違っていたので、カチコチカチコチ聞える音は倍速。しかも微妙に音の高さが違うので・・・わかります????めちゃくちゃうるさいんです。ほんとに。
だって・・・と伝えても通じない。
「なんで寝ないんだ」といわれて、理由を述べても、通じないんですよね。「そんなわけないだろう」って感じです。
私からすると、「え、聞こえないの?」「え、まぶしくないの?」って仰天です。仰天。
「みんなちょっとくらい我慢してる。寝る気がないからそんなこというんだ」といわれてやっぱり根性論。
発達障害やグレーゾーンの方は、耳にタコができるくらい、「やる気がないからだ」って言葉は、「ほかにないんかぃ、いうこと」って言いたくなるくらい聞き飽きてますよね。
やる気の問題ではなくて、外的環境に敏感過ぎるだけです。ほんとに。
もし・・・お子さんが中々寝ない。ということだったら
解決策は、
・音のしない時計に変える
・部屋は真っ暗に
・寝るときは家族みんなで寝る。ほかの部屋で電気つけたりテレビつけたりして過ごさない。
これだけでも全然違いますよ。
ほっといてくれるのなら・・・
私のサイクルとしては、27~28時就寝、11時半起床。これが自然のリズム、です。
だけど、このリズム、生まれた時からだそうですよ。夜は中々寝ない赤ちゃんで、やっと寝てくれた、って感じだったそうです。
で、起きるのは、出かける家族たちを見送ってから、自分の朝食をゆっくり食べてから、掃除洗濯・・・と一通り家事が済んだ頃。だったそうです。
だから、社会のリズムに合わせて生活するのは、私たち、めちゃくちゃ努力してますよね。ほんとに。