電車通学をしている二男は、パニック障害の予備軍です。電車通学をし始めてから気が付きました。満員電車がどうやらつらいようです。
パニック障害の予備軍!?
何がどんなふうにつらいのかを主治医にお話したところ、そのコンディションがパニック障害だということがわかりました。
二男の場合は、気持ち悪くなる、吐きそうになる、ドキドキしてしまう・・・などです。それがぐーーッと進んで我慢ができなくなると発作になるとか。。。
一度、発作を起こしてしまうと大変らしいです。その状況になると起こしてしまうとか、起こさないようになるまでに相当な・・・とか。
それは起こってみないことにはわからないのですが、できれば起こらないようにした方が良いよね、というお話になりました。
満員電車!?
満員電車がダメというより、一定のスペースが確保できない状態がつらいようです。「扉のすぐ傍に位置して、停車のたびに乗り降りして、気分転換したら?」というアドバイスをしたのですが、それはとっくにしててそれでもダメ、だったようです。
彼なりの対策
ラッキーな偶然なのですが、彼は、普通電車の始発駅から乗車しています。なので、早めに家を出て、普通電車で座って通学をしています。満員電車でも座って居たら平気のようです。電車が込んでいても密集していなければ大丈夫なようです。
高校生なのに座ってて大丈夫???
「年配の方や妊婦さんが目の前に立ったとき、どうするの!?それ、席変わらなかったらヒンシュクだよね・・・?制服も着てることだし」と、母が心配だよ、と言い出しました。
確かに!!!見た目では何もわかりません。しかも彼は満員電車を気にしないように、また、パニック障害にならないように・・・など、不安にならないように本を読んだり、iPhoneで音学習したり動画を観たりと別のものに集中する環境を作っています。
目の前に妊婦さんや年配の方が来られた時に、イヤホンをしてiPhoneに夢中になってる高校生・・・・
あかんやん。
制服も着ています。彼だけの問題ではなくなります。学校の評判にも関係してしまいます。それは絶対、駄目です。ほかの生徒さんに迷惑が掛かります。確かに、確かに。です。
どうしよう。どうしたらいい???思案して。
「だって、パニック障害になるかもしれへんとか、なったら大変やから予防対策なんです、なんて、みてもわからないよ。おばあちゃんの私も話だけやったら、そんな風に見えないからわからへん」
と。確かにです。見てわかる印・・・
そうです。ヘルプマークです。
ですが、持っても良いものなのか思案しました。
ヘルプマークとは
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方がいます。ヘルプマークは、そうした方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助が得やすくなるよう東京都が作成したマークで、平成29年7月にはJISの案内用図記号に採用され、全国に普及が進んでいます。
ちなみに、
兵庫県では、年齢、性別、障害の有無、文化などの違いにかかわりなく、だれもが地域社会の一員として支え合うなかで安心して暮らし、一人ひとりが持てる力を発揮して元気に活動できるユニバーサル社会づくりの取り組みの一環として、ヘルプマークの普及啓発に努めるとともに、平成30年1月より、ヘルプマーク・ヘルプカードの交付申請の受付を開始しています。
という記載もありました。
「持ってもいいんだー」と、安心しました。
パニック障害の発作って、突然に息切れ、めまい、動悸など、身体がパニック状態になるんですよ。それは、「死ぬ」と思うくらい苦しいそうです。
まだ発作を起こしたことがないといっても、いつ、発作を起こしてしまうかわかりません。
「いやいや、持とうよ、それ、もっと早く持たせなきゃあかんかったやろう」と友達から突っ込まれました。
私たち、持っていいのかなーって思ったんよ・・・
また後日お話をいたしますが、自己肯定感が低いと、このようなところでも自己肯定感の低さが影響してくるんだなって痛感しています。
というわけで・・・
faxやメールで申込みが出来るそうなのですが、送ってくれる時の送料とかどうしたらいいのか、記載がなく、わからないので、郵送で返信用封筒を入れて書類を提出することにしました。
もしかしたら、明日、近所の市のサービスセンターの近くを通るかもしれないので、その時は、そこでもらおうかなと。通らなかったら郵送します。
いろんな対策があるんだな、ってちょっとだけ知ってもらえたらありがたいです。
座ってスマホ、もしくはマンガ、本に没頭してる見た目、健康そのものな高校生。見た感じ、あまりよろしいものではないかもしれません。。。。ないやろうなと思う。
なにかに集中することで、苦しさというか辛さというか、そういうものを誤魔化して過ごすというのも、自分が大変な状態にならないように努めている、一つの努力でもあります。
私も音が辛いから、ノイズキャンセラー機能のイヤホンを常にしてるし、光が辛いときは夜でもサングラスをして電車に乗ったりします。
満員電車があかんのやったら、電車通学しなきゃいけないような学校、選ばなきゃいい、という意見もあるかと思います。(よく言われるケースです)が、
満員電車に乗って通学するまで、そのようなコンディションがあると知らなかったのです。
日々暮らしていく中で、自分のコンディションに気が付くことがあるのは、皆さんと同じなんです。
出来るだけ周囲に迷惑をかけないように、日々、いろんな工夫をして過ごしています。その中の一つとして、こういう工夫があるのだと、ただ知っていただけたらとてもありがたいなと思います。
今日もありがとうございます。
イライラしたら。ストレス感じたら。
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