今日は完全に親ばか記事です。
ほんとに大馬鹿、親ばか。親ばかバンザイです。
小姫の決意。
結論からお話します。
小姫は、何年も何年もかけて伸ばした超ロングヘアをバッサリ切りました。
目的は、
ヘアドネーション
きっかけは。
超仲良しのお友達。
話していいのかどうかわからないのだけど、同じように行動しようって思う人が増えたらいいな。髪を伸ばす男の子にヤジを飛ばすバカが居なくなるといいなと思ってるので書く。
( >小姫。というわけで、にっこり笑顔で許してね。よろしく。あなたのしたことはすごいことだから。ここで事後承諾取ろうとするバカ親でごめん)
小学校、まだ高学年にもなっていなかった頃に、とっても仲良しのお友達が病気になりました。
白血病です。
スマホ、タブレット万歳!!!
小姫は、お友達がこども病院に入院したと聞いてショックを受けました。
自分も入院したことのある病院。
そこにお世話になる子どもたちは、みんな、すごくすごくすごくすごく頑張らないといけない病気の子どもたちばかりだから。
院内案内板をみて院内を知ってる小姫は、おうちに帰れずに、お空に行く子も少なくないことを知っています。
だから、その病院に入院したことを知って、とてもとても胸がざわざわしたそうです。
「どうしよう」って。
そして、自分の持っているiPadで、白血病がどんな病気なのか調べたそうです。いろんなケースがあることを知りました。
お友達がお家に帰ってこれる確率が圧倒的に高いことを知って、安心は出来ないけど、安心した。と言っていました。
何度も病院に入院したり、やっと家に帰ってこれたり。何度もそれを繰り返す友達とずっと仲良く続いています。
お友達がお外に出れないときは、Lineでみんなと一緒に顔を合わせながらおしゃべり。時には一緒に遊びます。オンラインゲームで。
顔を合わせられないときもあるみたいで、そんなときは通話でお話。
小姫は、何度も病気の事を調べたようです。いろいろ、いろいろ。
そして、ヘアドネーションという存在を知りました。
何度も迷って
何度も、迷ったようです。何度か、髪を切ろうかなと言ってました。
おばあちゃんやおにいちゃんに、「髪が長すぎるから切りなさい」といわれていました。
「なんで長すぎたら切らなきゃいけないの?」と聞いたら衝撃的な言葉が返ってきたんです。「だって、長すぎるやん」って意味不明過ぎて衝撃です。
髪をくくるのが面倒で、長いままごはんを食べて、色々言われることも少なくありませんでした。
「見てる人の気持ちも考えたほうが良いんだよ。髪がお口に入りかけてるよ、お味噌汁の中に髪が入っちゃうよ、伸ばすのなら、そうならない気配りを覚えたほうが良いよ。」
と教えました。丁寧に教えられる時もあれば、何度も何度も同じことを言わないといけないことにイラっとしたこともありました。
それでも、小姫は、伸ばし続けました。
髪のお手入れに、美容室に誘っても、小姫は断りました。少しでも、長く早く伸ばしたかったからです。切ったほうが早く伸びるよと伝えたこともありましたが、「切った分短くなるからいい」と断られていました。
「ヘアドネーションしようと思ってんだけど」って言いだしたときは驚きました。数か月前のお話です。私は、全然気が付きませんでした。数か月前に小姫が話してくれるまで、彼女がそんなことを考えているとは知りもしなかったのです。
冗談かなと思っていましたが、
「ヘアドネーションしても、胸くらいまで残るくらい伸ばしたいから」という姫。
「そんなことしてたら、トイレ行ったときに、たぶん、浸かっちゃうよ・・・うんちとかつくかもよ」って私、まじめに伝えたんだけど、なんでか怒られました。なんで怒られたのかよくわかりません・・・
そして・・・・ついに。
髪、切りに行く??と先日聞いたら即答で「うん」
!!!!!!!!!!おかん、びっくり。美容室を予約して、さぁ、当日がやってきて出かける準備をしていたら、
「袋とかゴムとかいる?」という・・・
「?????なんで?」と聞くと、「ヘアドネーションでさーーー」
なんと!!!!!!揃えるんじゃなくて、ヘアドネーションしちゃうのか!!!!!
驚いて、急いで美容室にメッセして資料送って、でももう、15分前だしって、資料をプリントアウトして、色々揃えて、出かけました。
予約の時点で伝えておいた方がよい
髪を洗う前にヘアドネーションしないと、なのですよ、
メッセしたけど、直前過ぎてみる暇あるわけないです。今日土曜ですから。私ってバカ。
到着した時点で、ヘアドネーションするって言うことに気づかなかったので、先にシャンプーしてもらって、って、美容師さんにお手間かけてしまいました。
なのに、大丈夫ですよって。
ありがたいことです。
何年生から伸ばしてたかな。
多分、小学校2年生くらいから。ずっと伸ばしてたと思う。私が髪をくくろうとすると嫌がって、慣れないうちは、もう、ぼさぼさぐちゃぐちゃなんだけど自分で髪をくくって登校してました。
高学年くらいになるとさすがになれてきて、キレイにくくれるようになって。安心して見守ることが出来ました。
小姫は手先が器用で、色々ヘアアレンジを楽しんでいました。その様子が私にはとても眩しくて、自分がしたくても出来ないことをしてくれてる小姫を見て満足できたし、ロングヘアに憧れもしたし、美しい髪にうっとりもしていました。
「伸ばせばいいってもんじゃないもんね」と言いながら、髪をきれいにしたりかわいくしたり。
でもどんなに素敵なヘアスタイルにしても、照れ屋さん過ぎて、恥ずかしくて誰にも見せずに、お家で楽しむだけでした。
美容師さんに。ありがとう
ご多用な上に稼ぎ時の土曜に、丁寧に時間をかけてもらいました。
こんな風に、髪を切らせてもらったり、写真まで撮ってくれて・・・
ありがたいです。
今日の写真はぜーーんぶ、美容師さんが撮ってくださいました。
コミュ障の私は、何年も同じ美容室に通い続けたことがありません。
なんだかしんどくなってしまって。。。(笑)
RITZ代官山だけは例外でご機嫌で通いましたが。
そんな私が、5年近く通っています。
なので、ヘアカットに行くのを嫌がっていた子どもたちが通いたがって、家族全員、こちらのお世話になっています。
人と話して大笑いすることがほとんどないという二男が初めて行ったときに大笑いしていました。
素晴らしいセンスで「お手入れ」「整える」ということが出来ない私でも素敵なスタイルが保てるというすごい技術でヘアカットしてくれます。
ちなみに私、朝、頭にお湯かぶって濡らして乾かしたそのままで出かけています。今は、パーマヘアなのできれいにカールが出るように、ムースをクシャッとつけて以上終わり。形を整えるとかしなくてもいいようにすごい技術でヘアカットされてるのです。
※私、ポニーテールが出来ないくらいの不器用さです。リボン結びも出来ません。
信じてよかった
小学生のうちから、iPadだとかなんだとか持たせてて、周囲からはいろいろと言われました。
私の時は、マンガ。
今は、スマホ、タブレット。
時代の違いなだけじゃん。って感じだと思うのですが、周囲はうるさかったなー。今もうるさい。
あかん、って言ったところで、いつかは手にするし。
あかんっていうより、正しい使い方を教えてやった方がいいわけやし。
そりゃ、ゲーム三昧、LINE三昧で、「えぇ加減にせぇよ!!!!!」って、怒鳴ることもスクナクナイデスガ・・・
なんであかんのか。なんでえぇ加減にせえよ!って怒られるのか、
経験しないとわからない。
「しまった・・・」「だからあかんって怒られてたのか」って、経験しないとわからない。私だってこの歳になって「しないといけない」「しちゃいけない」といわれてもしてることいっぱいあります。
寝る前にスマホしないほうがいいって知ってて、してない人ってどれだけいるでしょうね。
大人も子供もいっしょやん。てか、大人は、大人のくせに出来てないのかって(笑)なのに子どもに偉そうになんで言うの?って、思うんです。私はね。
いろいろ経験して、いろいろ思ったら良くて、なにかあって困ったら、一緒に考えて解決したらよいことで。
経験するから成長できるんだよ
と、思う。
実際
早いうちからiPadを自由に触る環境にしててよかった。
だから、友達の病気も調べて、不安と心配だけしてるんじゃなくて、安心もしたし、何をどうするとよいのかもわかったし、
何よりも、自分が出来ること、見つけて行動も出来たし。
髪をいきなり短く切って帰ってきた妹を見て、おにいちゃんたちは驚いて。
「ヘアドネーションが何か知らなかったけど、出かけた後に調べたよ。ヘアドネーションするって出かけてびっくりしたけど、ここまで短くなるのか・・・。」
わからなかったら自分で調べる
一番身につけてほしいことが身に付いてくれてて、おかんは嬉しいです。
以上、本日の親ばか記事でした。
長いのを最後まで読んでくれてありがとう。
高尚な小姫に乾杯!!!