なりたい自分になるために

ADHDでASDな私と子どもたちの生きやすい日常作り

全然違う発達障害。ダメダメな私が出来て、出来る子な長男が出来なかった理由。

私と長男は、傾向が似てるところがあります。

物の忘れ方とか、物事への感じ方とか、それらが要因で起こる心身のダメージとか。

 

それでも、私には出来て長男には出来ないことがありました。

 

同じ発達障害でも、親子でも傾向が似てても全然違うのですね。

 

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長男はよく出来る子。

私の中での長男の印象です。やさしいし、いろんなことに気づくし、そっと助けの手を差し伸べることが出来るし。頭もいい。

 

私、自分の事に精一杯で、実は、息子の事を何一つちゃんとみていなかった。わかっていなかったな・・・と、離婚してから気が付きました。結婚していたときは夫に認めてもらうために、自分の立場を確立させるために精一杯で全然見えていませんでした。本当に深く反省しています。

 

良く出来た子です。本当に。弟のお世話も自分からしていたし、弟と仲が良かったし、本当に色々と心配りが出来て。

でも、それは、HSPという性質がそうさせていたのだなって。

 

 

 過敏もしんどくなることも同じ。だけど。

光や音、においへの過敏は同じ。聞こえにくさ、まぶしさ、においですべてがダメダメになるのが同じ。

 

しんどいなって思うところも同じ。感じてるしんどさ、タイミングも同じ。帰宅してドロドロに疲れてへとへとで、くたくたなのも同じ。朝、しんどくて目が覚めて、疲労感満載の目覚めも同じ。肩が痛いとか頭痛がつらいのも、同じ。

 

それでも、私は学校に行っていました。でも彼は、行けなくなった。

 

 

1つは時代かな・・・とも、思いました。

 時代が違うっていうのが一つの理由でもあるかなと思いました。ちょっと不調を訴えると早退だったり「無理してこなくていいからね」「よくなってから来てね」「ゆっくり休んでね」などの声かけが先生からあって、すごく簡単に学校が休めてしまったんです。

 

すごく不思議な光景でした。ちょっと頑張るっていうのってこういうときに身につけるものなんじゃないのかなって思ってたから。

 

3年生で内申書とか日数とかって大事だって塾の先生から聞いていたのに、学校の先生は一言もいわなくて、「休んでね」っていう。内申書とか日数とか受験とか関係ないのかな・・・って私の七不思議でした。

結局、すごくすごく関係あって、なんであの時先生は、「無理してこなくていい。」とかいったのかなって今だに私には謎。。。なんでだろう。

 

私が学校に行ってた時は、少々のことがあっても「ここぞというときは頑張れ!あとで休めばいい」って声かけをいただいていました。

「ちょっとくらいのことで休むとか簡単に言うな」みたいな。

頭が割れそうに痛くてしんどくても、「ちょっと頑張って、頭が痛いのを気にしないようにしてに楽しめ!そのうち頭が痛いのがなくなるから」とか。

 

体調と上手く付き合っていくコツというか、体調と世の中をうまく擦り合わせていくってこういうことなんだな、みたいなのとか、何にフォーカスするとどういう結果が得られるかみたいな、そういうのを身につけさせてもらえてたんですよね。

 

だから、私も、そういうメリハリ的な、うまくなんとか頑張ろう。って子どもに伝えても、「先生がいいって言ってるから、休む。」ってうちの子は、今の辛いコンディションの自分にとって楽になれる方を導入・・・・・・でした。

 

ここまで、このように綴っていて、一つ大きなことに気が付きました。

 

時代だけじゃなくて、限界だったのかなっていうこと。

 

長男は、私が話す「こうしたら。こうするといいよ」的なことは、スムーズに受け入れて行動します。「ほんとだ、ありがとう!出来たよ、今度はこんな風にやってみようと思う」的な感じです。

 

そんな彼が、違う意見を取り入れて休むことを選択したのは、

「ママの言うことはわかるけど頑張れないから、休んでいいよっていってくれてるんだから休ませて。無理」

ってことだったんだな。と。

 

先生も、私と同じように言ってたら、もしかしたら壊れていたかもしれませんね。自分の意志で行動ができる子でよかったです。私みたいに人の言う通りにしか行動出来ない子じゃなくてよかったです。

 

 

私と長男の決定的な違い・・・

それは、多動があるかないか。

同じ様に色々と不調があったり、苦手だとか引っ込みたくなることとか同じなんだけど、唯一の違いが、多動。

 

私には多動があるけど、彼には全然ないんです。

 

私は動いていないとストレス。外に出るのをやめると死んじゃう、みたいなそんな感じです。だから不調があっても、動けてしまってたんです。

だけど、彼は動いてることの方がストレス。だから、彼はコンディションが不調になると全く動けない状態になったのだなと。。。

ここです。ここ。私みたいな出来の悪いのが出来ているのに、どうして彼のような出来る子がしないんだろう、みたいな。ここで親ばか発揮だったわけです。

 

 

ちなみに私も動けなくなる時があります。でもその時はもう、目も開けられないし、声も出せないし、身動き一つできなくなります。それは、目覚めと同時にそんな感じになるので、「いつまでも寝てずに起きろ!!!!」と家族がよくキレていました。

 

 

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